北の丸公園の中に趣のある赤レンガの建物があります。それが東京国立近代美術館工芸館です。
館内に入り雰囲気のある木の階段をのぼりきると、実際に座ることのできる
黒田辰秋の“拭漆欅彫花文長椅子(ふきうるしけやきちょうかもんながいす)”が迎えてくれます。
座ってみると遠い存在のようだった工芸品がぐっと身近に感じられるでしょう。
館内には私たちがふだん使っている日用品に近い作品も数多く展示されているので、形、色、模様、かざりなどを比べてみてはどうでしょう。
また反対に普段お子さんが接することが少ない屏風、蒔絵などもあるので、
今はどうして使われなくなったのかなど、いろいろなことを考えたり、感じたりしながら鑑賞を楽しめます。
公園内の四季の移り変わりを感じながら何回も足を運ぶことで、気に入った作品が季節によって変わってくるかもしれません。
また歴史、自然、文化に興味のある方は、工芸館から北の丸公園、東御苑、三の丸尚蔵館までお散歩してはいかがでしょう。
隠れた人気お散歩コースとしておすすめです。
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