長泉院附属現代美術館は住宅街の中にある彫刻専門の小さな美術館です。
西洋風の本館と小さな公園のような3つの屋外展示場には約150点の作品が展示されていて、そのほとんどが人の顔や体を表したものです。優しい顔、悲しそうな顔、いろいろな表情を探してみてはいかがでしょう。
そしてこの美術館の一番の特色は、木や白い大理石で作られた作品以外には触れて鑑賞できることです。気に入った作品に優しく触れてあげて下さい。どんな感じがするでしょう。
どこから見始めてもよい美術館ですが、野外展示場の入口にある大きな石のアーチをくぐると、本館に通じる細い通路では大勢の小さな人の彫刻が出迎えてくれます。
ほの暗く何か秘密がかくれていそうな雰囲気の本館でどきどきしてから青空の見える屋外展示場へ出ると、一層解放感が味わえるでしょう。目立たない場所に段差が多いので、小さなお子さんと回る時には足元に注意してあげて下さい。
館内が混み合うことはあまりないので、初めて小さなお子さんと美術館へ行く方も安心して美術館でのマナーをお話したり、ゆっくりと作品と向き合ったり、じっくりと雰囲気を楽しめる美術館です。
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- 西田 真奈
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