上野公園に入ってすぐ右手に見える国立西洋美術館。
20世紀の有名な建築家ル・コルビュジエが設計した本館に入り、常設展示室に向かうと、
ロダンをはじめとするいろいろな彫刻が出迎えてくれます。
この美術館では常設展、企画展と2種類の展覧会が行われていますが、特に常設展では
西洋の美術の流れが感じられる充実したコレクションが見られ、お子さんの成長に合わせて何回も訪れるのに最適です。
展示室は広々としていて、自分のペースで作品を見ることができ、ゆったりとした雰囲気の中、お子さんと静かに会話を愉しめます。
途中で疲れても、たくさんの椅子が置かれているので安心です。
大人でも一日で全てを鑑賞するのは大変なので、何回か来館し、じっくり気に入った作品を探し、
そのたびに見方を変えたり、同じ絵の中に新しい発見をしたり、そんな楽しみ方をおすすめします。
また、お子さんが大きくなり、美術館の雰囲気にも慣れてきたら、ひとつのテーマに沿って展示される企画展に挑戦してみるのはいかかでしょう。
西洋の歴史や時代背景にも気を配りながら、より視野を広げて作品を鑑賞する面白味を深めていきましょう。
何回も通っているうちに、お子さんの成長やその時々の気持ちに合わせて、さまざまなアートに触れ、色々な見方でとらえられるようになると思います。
気負うことなく長い時間をかけて付き合っていきたい美術館になることでしょう。
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