京成佐倉駅からまっすぐ坂を上がっていくと突き当たりにレンガ造りの素敵な洋館が見えてきます。
佐倉市立美術館は、大正時代に建てられた旧川崎銀行佐倉支店を保存・活用して造られた美術館で、これ自体が一つのみどころになっています。
まず2階に上がってみましょう。
ここでは明治の洋画家浅井忠を始めとする佐倉ゆかりの作家さんの作品、そして佐倉市と友好関係にあるオランダなど海外の作品に出会えます。
それほど広くないので、部屋の真ん中に置かれたソファーに座ってゆっくり作品をみながらくつろいで下さい。しばらくのんびりしたら今度は4階に上がってみましょう。
ここのハイビジョンギャラリーでは、浅井忠、ゴッホといった作家のビデオを自由に見ることができ、また違った角度から絵やそれを描いた人について考えることができるでしょう。
でもここで是非見て欲しいのは、この高台の上に建つ美術館から広々と見渡せる北総の風景です。お天気の良い日は本当に気持ちがよく、少し無理をしても来てみる価値がありそうです。帰る前には1Fのカフェでお茶を。
また美術館と地域を結ぶ試みとして、夏休みには「体感する美術」と題して親子で参加できるワークショップなども行なっています。お近くの方は是非行きつけの美術館として、また少し離れた方でもドライブがてらお子さんと遊びにでかけてみてください。
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- 杉浦 幸子
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